OPEN
12/14

3.16 (評価数:127件)

〒005-0040 北海道札幌市南区藻岩下1991 [地図]

札幌から車で22

都市近郊お手軽スキー場としては悪くない

3

2016/01/26

雷電風雪さん

☆☆☆   普通。条件が合えば楽しめる。

【総評…というか、訪問記】
2016.1.20(水)初訪問。
記録的な暖冬で雪不足に喘ぐ本州のスキー場に見切りをつけ、雪を求めて北海道に飛んだ。ところが、運悪く、僕の北海道入りを狙っていたかのように爆弾低気圧が停滞、発達(泣)。札幌のホテルで見たTVはどの局も暴風雪に関するテロップを流し続け、のん気にスキーなぞ楽しんでる場合じゃねぇぞ、と警鐘を鳴らしていた。そうなるとテンションはダダ落ち。本来ならキロロに行く予定の日だったが、どうせゴンドラも上部のリフトも運休だろうと早々に断念し二度寝を決め込んだ。そうして昼前にノソノソ起き出し、代替案として考えていたこの藻岩山に行ってみることにしたのだった。
札幌市街の南、殆んど市街地に隣接するこのスキー場は、さすがに交通の便はすこぶるよい。地下鉄南北線の真駒内駅から路線バスが頻繁に出ていて(但し、スキー場のメイン入口にあたる北斜面ベースに行くバスは臨時便扱いで毎時1本)、僕の泊まっていた札幌駅前のホテルから一時間足らずで到着した。
バスを降りると、このスキー場のセンターハウスに相当する“北斜面スキーロッジ”なる施設が出迎えてくれるのだが、コレがまた、ひと昔前の役場みたいな色気もそっけもない小汚い建物で、あまり設備に関してはこだわらない僕をして「いくら何でもこれかよ…」と苦笑させるほどのシロモノであった。兎にも角にもリゾート感はゼロ。初めて北海道に滑りに行くと楽しみにしているような女の子を連れて行くと確実にそっぽを向かれそうだから要注意だ(笑)。
昨日の朝里川はレンタルボードで済ませてしまった僕だが、今日は自前のスキー一式を持ち込んでいる。先ずは、役場…じゃない、スキーロッジ内のロッカールームで支度だ。さすがに札幌市民御用達の名門スキー場、シーズンロッカーを確保しズン券を持った常連さんが何人もいるので、コブやパウダーの情報を聞き出した。
このスキー場は、都市近郊型としてはそれなりにコースも多く、ちゃんと急斜面も揃っているが、それでも規模は決して大きくない。このサイトをはじめ、トップの標高を531m、標高差を358mとしている資料があるが大ウソである。531mというのはケーブルカーの山頂駅がある藻岩山頂上の標高で、ここは現在、スキー場とは繋がっていない。スキー場のトップは第2トリプルの終点、標高450m弱の場所で、ここからの270mちょっとの標高差が実際の滑走標高差だ。標高差が300mを切ると、僕の感覚ではやはり小規模スキー場であり、半日もあれば充分すぎるほどなのである。
ただ、このスキー場の凄いところは毎日営業しているナイターで、殆んど全コースを滑れることだろう。特にうさぎ平コースなんていう、非圧雪コブコブの急斜面を、それも完全な独立コースを、そのためだけにナイター照明を設置し、電気代を払って開放し続ける根性は、札幌っ子のスキーに対する情熱を垣間見るような気がして、アタマが下がるのだった。


【ここが○】
・規模の割にはバリエーションの揃った上級コースの存在。深雪、自然コブ、ラインコブ、整地…みんな揃っている。

・ナイター時の札幌市街の夜景。特にうさぎ平から見る夜景は、手前に遮るものがなく、圧巻だ。暫く、コースに座り込んで見惚れてしまった。

・リフト券の料金設定はまぁ良心的。デタッチャブルリフトは1本もないから、当然といえば当然だが。

【ここが×】
・リゾート感ゼロのスキー場の雰囲気。前述の通り。

・スノーボード禁止。だから良いんだろ!って人も大勢いるとは思うが…。僕は両方やるので、ボード禁止のスキー場は、何か古臭い偏見に取り憑かれている様な気がする。

・場内放送の選曲のセンスが酷い!!
一体誰があんなダサい選曲を…!ひたすら邦楽ばっか。それも、どういう訳か8割くらい男性ボーカル。それも、微妙に古い曲が多く…熱唱系のラブソングばっか。正直、ウザい。本当にウザい。僕は、自分の好きな音楽ジャンルは結構広いし、もちろん邦楽も聴くから、スキー場の音楽で不快を感じることは滅多にないのだが…この日ばかりは辟易した。アレ、有線か?有線にあんなダサいチャンネルあったか?とにかく、あの酷い選曲はあの日だけだったと信じたい。

【天候・気温】薄曇り 日中0℃くらい

【雪質】やや重めの乾雪

【公表積雪深】100cm

【リフト、コースオープン状況】全リフト運行、全コースオープン

【混雑状況】
平日。スキー授業ぽいチビッ子少々。アジア系観光客少々。上級コースはガラガラ。リフト待ちなし。

【上級コース状況】
☆うさぎ平☆
不整地~コブ。喰い尽くされた新雪、といったカンジで、ちょっと重めの雪質なのでかなりバンピー。コース中央にはできかけのラインコブが数本。半ば新雪に埋もれていてラインが見辛く、上から下までちゃんと繋がっていない感じ。

☆からまつ☆
不整地~喰い尽くされたパウダー。コース幅が広いので、コース端を狙えばヒザパウくらいのパウダーランが可能。

☆クリスタル、ダイナミック☆
コース中央は整地。コース端にラインコブ。ピッチやや短め、ふり幅小さめ、深さは普通…といったところか。斜度はそれ程でもないが、硬い上にズラせるバンクが殆んどないので、競技モーグルのような深い吸収動作ができないと暴走するだろう。

札幌藻岩山スキー場 周辺のホテル