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〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字倉石岳国有林内 [地図]
東京から車で270分
スキー場の客より樹氷鑑賞ツアーの参加者が多いスキー場
すみかわスノーパーク2日目、このスキー場を30数年ぶりに訪れた真の目的である雪上車でゆく樹氷めぐりツアーに参加しました。ただし、樹氷原まで行ってそこから滑り降りてゆくツアーでなく、雪上車で樹氷原まで行って、観て、再び雪上車でもどる単なる観光ツアーの参加でした。(技量的な問題ではなく、よく調べずに申し込んだツアー参加でした)
樹氷原についた印象は「緑の葉っぱや枝が見えて・・・微妙な樹氷・・・」でした。ガイドの話では2月の上旬に雨が降り、木に覆っていた樹氷が一度崩れ、その後に再度樹氷が復活しかけたが再び雨と気温の上昇で今回の状態になったとのことでした。また、樹氷の最盛期は普段は1月下旬から2中旬で今年は1月中旬から2月上旬までとのことでした。
ツアー参加後、昨日同様にあとみゲレンデで滑っていましたが、昨日と違いコースは気温が低くアイスバーンで、その上に昨晩若干の降雪で雪が付いている程度でしたので滑りずらかったです。
スキー場の営業終了後、今度は「樹氷の家めぐり」というツアーにも参加しました。これは本当の樹氷ではなく、積雪で木の枝葉が垂れ下がりその中が空洞になり天然のかまくらになった状態を樹氷の家と呼んで、そこにランタンでライトアップして楽しもうというツアーでした。正直これも「家の屋根が吹き抜け構造の・・・微妙な家」でした。これも上記の樹氷同様にこのところの気温上昇と雨のせいで崩れたきたとのことでした。
ガイドの話では、すみかわスノーパークを訪れる人で一番多いのが樹氷鑑賞ツアー客(1万人くらい)で次に登山客、最後にリフト券を購入するスノーボーダーとスキーヤーの順とのことで、おそらく利益も樹氷鑑賞ツアー(4700円/回)の方がリフト券(定価3300円/日券)より利益率も上だと思うので、このスキー場は樹氷ツアーに支えられているスキー場のようです。
最後に、今回の樹氷鑑賞は残念な結果でしたので、次回は最盛期の1月下旬から2月中旬の間をねらって、樹氷PR写真のような樹氷を観たいです。