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〒989-0916 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字倉石岳国有林内 [地図]
東京から車で270分
自由すぎるスキー場
30数年ぶりにすみかわスノーパーク(当時は国設すみかわスキー場)に滑りに行きました。
はじめてスキーをしたのがここで、当時は上手く滑ることが出来ずに泣きながら滑っていたのと、はじめてスノーボード(たしか当時はスノーサーフィンと呼ばれていたような気がします。レストハウスにも当時のと思われるバートンのスノーボードが6枚ほど展示されてました)の存在を知ったスキー場でもあります。その後他のスキー場で何年もスノーボードをする姿を見なかったのでスノースポーツの先端をいっているスキー場かも知れません。この日もフリーリュージュとかいうもので団体でキャンプをしていました。
当時の状況から変わったといえば、シングルリフトがペアリフトに、そして下部のすみかわゲレンデと上部のあとみゲレンデの内、すみかわゲレンデの大半がテレインパークになっており、すべてスノーボーダーに置換わっていたことです。フリーランの私にとっては上部のあとみゲレンデで滑るしかないのですが、自然の地形をそのまま利用した急斜面、非圧雪、沢に窪地そして圧雪フラットバーンと、すぐに飽きてしまうことのないゲレンデでしたので十分に楽しめました。ただ欲を言えば当日は気温が高く湿雪だったので新雪・深雪を楽しむことが出来なったことです。
スキー場としては上記で述べたとおりですが、他のスキー場で良く見かけるコースとコース外を仕切るロープなどの目印はなく、林の中だろうがリフト下を滑ろうが滑走は技量にあわせた自己責任のスキー場なので吹雪や濃霧で視界不良な時にリフトから離れた所を滑走すると遭難するようなスキー場でもあります。また、あとみゲレンデなどからスノーシューなどを使用して、さらに上をめざすバックカントリーツアーや雪上車を利用して樹氷原から滑走するツアーも盛んなので、まさに自由すぎるスキー場かと思います。(無いのはへりスキー・ボードくらいでしょうか)