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12/07

3.26 (評価数:417件)

〒047-0154 北海道小樽市朝里川温泉1丁目394 [地図]

札幌から車で40

スキー場情報(詳細)

パウダー好きには穴場かも!?

4

2016/01/25

雷電風雪さん

☆☆☆☆  満足。機会があったらまた来たいね。

【総評】
2016.1.19(火)初訪問。
記録的な暖冬で雪不足に喘ぐ本州のスキー場に見切りをつけ、雪を求めて北海道に飛んだ。ところが、運悪く、僕の北海道入りを追いかけるように爆弾低気圧が接近、本来ならニセコビレッジに行く予定の日だったが、案の定ゴンドラと上部リフトが運休、急遽、午後からの朝里川訪問となった。
小樽からほど近い場所にあり、小樽駅(または小樽築港駅)からの路線バスも一日中走っていて、『最後にして最大の難点(詳しくは後述)』を除けば、とてもアクセスの良いスキー場だ。
リフトは4基しかなく、パッと見はコンパクトだが、うち3基が直列に繋がっているので意外と奥行きがあり、500m弱の標高差も侮れない。ゲレンデは北東を向いているので日射の影響は少なく、標高が低い割には雪質は良い方だろう。
この日は、前夜にまとまった降雪があったそうで、午後から参戦の割にはそこら中に脇パウが残っていて浮遊感満点のパウダーランを満喫、予想を遥かに超える面白いスキー場だった。

【ここが○】
・斜度がキツ目のコースが多く、非圧雪部分も多いので、上級者には楽しい。

・リフト券や各種パック料金が安め。ただし、レンタル料は安くない。

・石狩湾を望む、上部からの景観。地元の人には当たり前だろうが、関東の人間にとって、海が見えるスキー場ってやっぱ新鮮なんだよね。

【ここが×】
・滑り出しまでにやたら歩かされるベース部分。
先に『最後にして最大の難点』と書いたのがコレだ。センターハウス周辺がけっこう急な傾斜地になっているので色々と制約があり、正直不便だ。まず、最寄りのバス停がやたら遠い。ふつう、スキー場行きのバスというのはセンターハウスの真ん前に横付けしてくれるものだが、ここはバス停が数百メートルも離れており、バスを降りた後、5分以上坂を登って歩かなければならない。軽装なら別に何でもないが、重い荷物を持っていたら絶対にイヤな距離だ。僕は、今回の遠征では自前のスキーを持ち込んでいたが、この歩きを敬遠して、スキー一式はホテルに置きっ放しにし、ボードをレンタルすることにした経緯がある。クルマで行くなら、駐車場はもう少し近い場所にあるが、それでも坂や階段を登らないとゲレンデには出られないし、よほど良い位置に駐車しないとやはりけっこうな距離を歩かされるようである。で、センターハウスで着替えて、バッグやらはロッカーに放り込んで、さて板を借りるか…と思うと、レンタルブースはこれまたちょいと離れた所にある別の建物なのだ。ようやくボードを借りてさあ滑ろうと思ったら、リフト乗り場がこれまた坂を登って更に離れた位置にある…。結局、バスを降りてから一本目のリフトに乗るまでに一時間近くかかったのではないだろうか?まぁ、そんなことに目くじら立てんなよ、と言われればそれまでだが、僕は、到着から滑り出しまでの動線は極力省エネで行きたいタチの人間なので、ずいぶん不便だなぁ…と思ったのは事実なのだ。

・乗り継ぎにけっこう距離があるリフト乗り場。
普通に滑って行けるのでスキーの人は何の問題もないが。ボードでも、ワンフットで滑れる人は何の問題もないが。ワンフットができないボーダーは、乗り継ぎの度にバインを付けて外して…ちょっと可哀そう。

・上部のリフトの終了時間が早い。
グリーン以上は確か15:30で終了(…だったハズ。間違ってたらホントにゴメンナサイ。でも「えっ?もう終わり!!?」と思うような時間だったことは確かだ)。そりゃ北海道は日没が早いのは分かるけどさ、もうちょっと遊ばせてよ!!

・コースマップのイラストが妙に歪んでて違和感を感じる。
もうちょっと正確なイラストパースないのかな?

【天候・気温】 曇時々小雪 日中もずっと氷点下

【雪質】乾雪

【公表積雪深】135㎝

【リフト、コースオープン状況】全リフト運行、全コースオープン

【混雑状況】
平日。地元学校のスキー授業多数。外人さんは、アジア系白人系ともごく少数。上級コースはガラガラ。リフト待ちなし。

【上級コース状況】
☆パープル☆
基本は整地だが、非圧雪部分もかなり広く残されている。新雪は喰い尽くされていたが、とにかく軽い乾雪だったので、見た目よりずっと滑りやすい。

☆グリーンA☆
不整地。他のコースで遊んでたら終了時刻になってしまって…結局滑れなかった…(泣)

☆ブルー☆
コース前半は平坦部分が長く漕がないと進めない。中盤以降の急斜面部分は踏み固められた荒れた不整地で、あまり面白くなかった。

☆レッドB☆
不整地。食い尽くされたヒザパウ。それでも軽い雪だったので、見た目よりずっと滑りやすく、それなりに浮遊感。

☆オレンジ☆
不整地。かなり綺麗に残ったモモパウ。コース中央は喰い尽くされていたがコース端は面ツルに近く、フワッフワのパウダーラン♪