OPEN
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〒389-2500 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷 [地図]
東京から車で210分 電車で225分
スケールと雪質・眺望に納得
天然雪のみのスキー場なので、今年のように気温が低くても降雪量が少ないとオープンが遅れてしまう。ただし、上の平ゲレンデから上は雪質も良く、朝一番の滑走は最高に気持ちよい。年末の混雑は心配だったが、朝9時までに到着できれば、日陰ゴンドラ・長坂ゴンドラともに待ち時間は5分以内だった。ただし、10時ごろには長蛇の列で数十分待ち覚悟も。雪不足の場合、基本的にはゴンドラに乗らなければ雪質の良い上部ゲレンデに行けないので、とにかく「早起きは三文の得」と心得たほうがよい。ふもとの民宿街から遊ロードまでの上り坂は板をかついで歩くとそれなりにきついが、シャトルバスを使うと10分程度で長坂ゴンドラに行ける。
上の平ゲレンデは初級者や家族連れが楽しく滑るのに適しているが、しだいに混雑してくる。穴場は湯の峰・水無の両ゲレンデ。12月30日の昼頃に上の平の喧騒を避けて来てみると、ガラガラだった。滑りやすい中斜面が多く、練習にはもってこいの場所だ。パラダイスへの林間コースは平坦で、スケーティングがかなり必要になるので、疲れている時は、湯の峰Bコースを降りて、長坂ゴンドラ中間駅からいったん上の平ゲレンデに戻ったほうが得策だった。上部のやまびこゲレンデは雪量が安定しているが、コブになりやすいので、コブが嫌いな人は降雪後の朝一番を狙うと良い。スカイラインコースは長さ、眺望ともに最高だが、今年は雪不足でオープンが遅れていた。30日朝になんとかオープンしたが、ここも朝一番がおすすめ。ただし、下まで降りてしまうことになるので、再びゴンドラに乗る際には行列を覚悟する必要がある。
全体としてはコースはよいが、リフト乗り場が登り坂になっていて乗りにくいところがあるのが難点。
山麓のスキー博物館は一見の価値あり。