- とし和尚
- ほぼ平日専門でほぼヒトリスト(痛風持ち)です。
- Type:スキー派
- Riding Ability:中級者
- Riding Style:アルペン
- 性別:男性
- 誕生日:秘密
- 年齢:秘密
- 住所:千葉
とし和尚さんの 苗場 滑走記録
2013年02月25日〜2013年02月25日 (1日間)
前日、高速道が通行止めになる程の大雪。今世紀最強の寒気だとか。
せっかくの日曜日なのにかぐら・田代が閉まっていると。
ということは、翌日は良い雪がどっさりのはず、と日帰りで滑りに行くことに急遽決めました。深雪は鬼門のはずなのに・・・。
かぐらには、他のスキー場がクローズした後の春しか行ったことが無く、山頂の第五ロマンスリフトも滑ってみたかったし、その頃にはクローズしている田代も滑ったことが無く一度滑りたいと思い、一方の苗場はかぐらの帰りに前を通ったことがあるだけで、滑ったことがなかったので、ユーミンファンとしては滑っておかないとと。
この際ドラゴンドラも初乗車し、両方を制覇したいとと。先輩達を誘いましたがさすがに断られ、ソロ。
前夜にいろんな状況を考え色々クーポン券を用意し、当日とりあえず月夜野から三国峠経由で苗場に向かうことに。雪道が心配でしたが、圧雪で良く除雪してあり、難なく辿り着けました。
苗場の日帰りセンターの近くに駐車し、場内を探検しようとしましたが、あまりにも広すぎて、フードコートとチケット売り場周辺だけを散策して、一度着替えに車に戻り待機。
程なくリフト営業開始のアナウンス。それまでにポケットに入れていく予定の黒ビール350缶二本を車内で消費してしまいました。
日帰りの人は、まずは第三リフトを利用し足馴らしして第二ゴンドラ方面に移動していく感じらしい。
平日だからか中央の第一ゴンドラや第8リフトは元々休止の様子。
チケット購入時に確認すると、強風にてドラゴンドラが営業中止中。更に、かぐらの第五ロマンスリフトは月曜定休とのこと!
その時点でかぐら・田代をあきらめ、苗場を満喫することに決定。苗場限定一日券(食事とドリンクが付くセット)に。ナイターセットも考えたがとりあえず保留。(←結果正解)
まずびっくりしたのが、平日なのに人がたくさんいること。それも修学旅行の団体とかではなく一般客の感じ。さすがは苗場と妙に納得。ファミリーもベテランズも大学生くらいの年齢の若者も多い印象。競技指向の人は少ない感じ。(←専用のポールバーンとかで滑っていたのかも)
リフトは高速で効率良く、まして一人なので一人用レーンでほぼ待ち無く乗れましたが、フードがないので、気持ちいいんですが、寒く、雪も積もりました。
朝一の第三リフトのゲレンデは圧雪が効いて気持ちよく滑れました。
何本か滑って、第五リフト方面へ進むと上級者向きコースになっていました。未圧雪。ビビリながらも突入するとあっさり転倒。でも全然痛くない!これですっかり調子にのって滑りました。
コースはだいたい圧雪ですが、一部非圧雪コースがあり、下部のゲレンデは傾斜も急じゃないので、わたくしもチャレンジする事が出来ました。このくらい克服しないと、傾斜の有る上のゲレンデじゃ滑れないと、何度も練習しました。
下のゲレンデを一通りすべり、いよいよ第二ゴンドラに。こちらも一人用レーンで、申し訳ないぐらいすぐに乗ることが出来ました。
第二ゴンドラを下りると右が初級のロマンスリフトがあり、左があの有名な大斜面ゲレンデ。
まず再度足馴らしのつもりで筍ゲレンデで滑りましたが、雪とガスで緩斜面なのに転んだりして。
その時点では、脇にある山頂に行くリフトはクローズ。強風で動かないのかな?と思いながら大斜面~ダウンヒルコースへ。結構人がいて、コース取りが難しかったです。雪とゴーグルの曇りの為、何回か倒れてしまいました。意外と難しいなと感じました。
途中あの有名な男子リーゼンコースの入口や女子リーゼンコースの入口前を通過。慣れてきたら女子リーゼンだけでも滑ろうと思ってましたが、結局行かずじまい。雪でコースがよく見えず、中級斜面でも転んだりして、すっかり行く自信が無くなってしまったので。
何本か第二ゴンドラ+筍リフトで滑り、山頂リフトが動かないかチェック。
その後、運休中だがドラゴンドラを見に行こうと大斜面下から連絡コースへ。このコースが、林間コースっぽい雰囲気でお気に入りに。また、下の方は人が少なくフワフワの静かなゲレンデを、人を気にせず滑れて楽しかったです。ただ、リフトはゆっくり。だから人が少ないのかも。
午後になってドラゴンドラが営業を開始したので、動いているドラゴンドラを見に夕方も行きましたが、当日の雪が積もって、さらに私好みのゲレンデになってました。
第二ゴンドラメインで何周も滑っていると、山頂行きのリフトが動き始めました。これは行かねば。雪とガスの為、景色は期待できませんが、山頂は制覇しておかないと。
筍ゲレンデから山頂リフトに行く途中がなんと非圧雪。ここで一苦労。この傾斜で、この距離で、この深さで苦労するとは。山頂リフトの下は急傾斜の上級非圧雪コースなのに。
リフトに乗っている間、下を滑る人たちをみていると、ほとんどの人がヒャッホーと楽しそうに滑る上級者なのですが、中には撃沈する人もチラホラ。その姿にすっかりびびり、一本目は迂回路でww。
でも二本目に意を決して上級コースを降りてみました。スタートしてすぐに激しく後悔しましたが、何とかごまかしごまかし転ばず滑り降りることができました。これもビンディングの数値を上げておいたおかげです。以前は雪の中で急に板が外れてコケ、雪を掘って板を探すことがありましたが、今回はそういうことが無くなり、思い切って滑ることが出来るようになりました。
昼近く、ビールを飲みたかったんですが、フードコートやホテルの前にたくさんのスキーやボードが並んでいて、どこの食事処も混んでいるだろうと我慢し、少し時間をずらしていったフードコートは1:00でも満席。あきらめて気になっていた蕎麦屋でお新香セット¥500-をつまみに生ビール¥500-2杯(←グラスサイズ)。冷たいおろし蕎麦。旨かったけどちょっと高いかな。瓶ビール無いし。
その後、朝早かったし、アルコールも入ったので少し無料休憩所なるもので休憩しようとしましたが、利用方法がいまいち不明で断念。空いてる部屋を勝手に使って良かったのかな?仕方なく休憩はゴンドラ内でする事とし、更にバシバシ滑る事に。
天候は、止み間もありましたが、ほぼ雪が降っていました。
積もった雪も、はたいたり、息で飛ばせばすぐ落ちるぐらい軽い雪でした。
特に午後は結構降って、10cmぐらい積もったでしょうか。それがまた気持ちよく。
一時は山頂から山腹まで霧もでて、更にゴーグルが曇ったりして見にくくなり、平衡感覚がなくなって、何度も転んでしまいました。これって下手って事でしょうね。練習練習。
後半はかなり太ももが疲れてきましたが、それでも第二ゴンドラは最終の15:30迄利用し、最後は第三リフト降り口で17:00を迎えるまで滑り倒しました。ゲレンデも不整地になり、それはそれで良い練習になりました。
最近は早めに上がり、温泉等を利用して早めに帰宅するようにしていましたが、初苗場に大興奮して、最終まで滑ってしまいました。ナイターは体力的に無理でした。
その頃にはフードコートが大分すいていたので、スキーを乾かすついでで、マルゲリータとドリンク券でペプシをおいしくいただきました。結構利用している人がいて、この時間まで営業していることに感動しました。
更にフードコート奥に温泉もあり¥500-で利用できました。実はボイラーが故障していたらしく、内湯が笑っちゃう位ぬるく、入ると寒くて出られないくらいでした。途中修理していくらか暖かくなりましたが。露天風呂の方が暖かく、そちらで暖まりました。ロッカーや下駄箱が無料で使えるのも良かったです。
ゆっくり風呂に入り、買い置きのノンアルコールビールを飲み、苗場を出発したのが19:00。道路はきちんと除雪してあり、難なく下山できました。ただ、睡魔が。耐えられず途中二個所のSAで休憩仮眠し、帰宅し道具をかたづけて就寝4:00!元々当日の仕事は午後出勤でしたが仕事中かなり眠かった。やはり苗場は遠いなぁ。出来れば最低でも一泊して、かぐら・田代も含めて滑り倒したいなと思いました。色々ありましたが楽しかった!!