CirHillさんの 群馬みなかみ ほうだいぎ 滑走レビュー

シーズン2日目は宝台樹。古き良き昭和の公営スキー場といったかんじ。施設の古さ、リフト配置の癖は時代を感じるが、圧雪斜面が多いことや食堂の雰囲気は好みだ。今年から運営がオペンホウセなので、だんだん雰囲気が変わってしまうかもしれないが。やや効率の悪いリフトも、第9クワッドを回せば大体楽しめる。まだ全面オープンしていない(第7ペアが動いてない)という不安があったが、結局のところこの状態でも全然満喫できた。雪質も満足できるものだった。天気は最初は薄曇でわりと景色を見れたが、午後からかなり降ってきた。しかしその分、雪面の噛み具合は改善した。

シーズン最初から2日連続で滑って大丈夫かというところではあったが、昨晩猿ヶ京温泉で疲れを癒したお陰なのか、特に大きな問題はなかった。上級コースも入れたけど、斜度がきつくなるとやや制御が効きにくくなるかんじがあった(特に左ターン)。やることは斜度が変わっても同じだが、やはり急坂で速度が出るとビビって腰が引ける感じか。外足で雪面を踏む力が弱くなると当然ながら反力があまり得られなくなり、エッジを立ててはいるがいまいち曲がらずただ同じ方向に滑り落ちていくだけ、という結果になっているように見受けられる。昨日の川場では存在しなかった圧雪の急斜面に足を踏み入れて初めて浮き彫りになった課題である。やはり外足荷重、肩のラインをフォールラインに落とす、雪面を蹴る感じで身体を前に出していく、ということを心掛け、急坂での実践を重ねて慣れていきたい。

リフト券は5時間券を買ったが、

1030-1120 準備
1120-1330 2時間消費
1330-1430 昼休憩
1430-1530 1時間消費
1530-1630 片付け

という感じだったので3時間しか消費せず、2時間分余った。ちょっとロスタイムが多い…。シーズン中はまだ使えるらしいから、機会を作ってもう1回来たいものだ。